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老化した血管を若返らせる!!

引き続き、血管のお話です。

今日は老化した血管を若返らせる方法です。

今日は特にマニアックかもしれませんが・・・覚えておいていただくと、きっとお役にたてる内容です🌸

血管は内側から「内膜」「中膜」「外膜」という三層構造になっています。

毛細血管は「内膜」と「壁細胞」からできています。

 

血液に直接ふれる「内膜」には『内皮細胞』がビッシリと並んでいます。

『内皮細胞』は血圧や血流などの状態を感知し、その状況に応じて、血圧の調整や血管の傷を修復する一酸化窒素を分泌します。

 

つまり血管を良い状態に保つ司令塔の役割を担っているのが『内皮細胞』なのです。

 

血管に良くない食事や、運動不足、喫煙、ストレス過多の生活を続けていると、内皮細胞を傷つけます。

ダメージを受けた内皮細胞は十分に機能できなくなり、血管の修復も十分にできなくなり、動脈硬化がすすみます。

 

そして、身体の老化が進んでいきます・・・。

 

 

ということは・・・

老化した血管を若返らせる方法は、血管に良くない食事や、運動不足、喫煙、ストレス過多の逆のことをすれば良いのです!!

 

たとえば運動。

筋肉は加齢と共に減っていくだけでなく、使わなければどんどん衰えていきます。

筋力を保つには、筋肉を適度に使う運動が欠かせません。

 

実は血管も同じです。

使わないと劣化していくのです。

ですので、運動をして血管を鍛える必要があります!!

 

特に鍛える対象は「内皮細胞」です。

適度な運動をして血流が良くなると、血管の通り道にある内皮細胞が活性化されます。

血液と血管を良い状態に保つ、司令塔の役回りの内皮細胞が元気になれば、血管の若返りが期待できます。

 

内皮細胞は1000日(約3年)ほどかけて全て新しいものに入れ替わります。

地道に運動を続ければ、だんだん内皮細胞の機能は高まっていきます。

血管の加齢スピードに歯止めをかけて、若返らせることができるのです。

 

血管の若返りに有効なのは有酸素運動です。

ウォーキングや軽いジョギング、水中運動、エアロビクス、サイクリングなどの有酸素運動は、酸素を使い脂肪を燃焼させてエネルギーを得るので、血流をほどよく促進してくれます。

有酸素運動の中でも、一番おすすめなのはウォーキングです。

できれば毎日、難しければ週2~3回のペースでずっと続ける事が大切です。

1日7,000歩を目標に、ぜひ続けてみてくださいね。

 

運動は貯金ができないので、続ける事が大切です。

少しでも若いうちから、血管の老化の進み具合、つまり血管年齢の現状を知り、生活習慣を見直してみましょう。

血管の若返りは、何歳からでも可能です♪

 

最後になりましたが・・・上質なプラセンタエキスには血管を新生する作用があります。

血管の若返りには運動、食事、睡眠などの生活習慣が大切ですが、プラセンタも上手に使うと若返りに一役買ってくれますよ♪

毛細血管の記事は、今日でひとまず終了です。

おつきあいいただいた皆様、ありがとうございました💛

若く見える人、老けて見える人

今日も気合を入れて「毛細血管」の昨日の続きを書きますね♪

美意識高すぎるマニアックな皆様、お付き合いくださいませ💛

昨日は「年齢より若く見えるためには血管ケアが大切です」というところで終わりました。

若く見える人

若く見える人は、肌にハリがあります。

シミやシワが無く、みずみずしい印象を保っています。

さらに姿勢や動作が美しいです。

老けて見える人

シミ・シワ・くすみ・たるみは、老けて見える最大の要因です。

さらに筋肉や内臓も弱っていると、表情や姿勢、動きも年寄りっぽくなります。

 

 

いつまでも健康で若々しくいたいものです・・。

 

 

昨日予告していました「自分でできる毛細血管のチェック」を↓やってみてくださいね。

【身体の状態でチェック】

■手の甲や腕に、以前より血管が浮き出てきた。

■痣などが出やすく、治りにくい。

■肌の乾燥、くすみやシワが増えた。

■血色が悪く、肌トラブルが増えた。

■目が乾きやすいドライアイの症状や、かすむ、充血する。

■目ヤニが出やすくなった。

■まぶたの内側が白っぽい。

■唾液が少なくなった気がする。

■口が渇いて話しにくい。

■飲み込みにくい。

■舌が白っぽいと感じる。

■月経痛、月経不順、膣の乾燥、頻尿気味、尿漏れなどが起こるようになった。

■手足がむくんだり、冷えたりしやすい。

■手足に痺れや強張りなどを感じる。

■爪や皮膚が乾燥している。

■爪が白っぽい、筋が入る。

■爪が欠けやすい、薄くなった。

■爪に凸凹が出来たと感じる。

■眠れない。

■眠りの質が低い。

■夜中に目が覚めたり、目覚めてもスッキリしない。

■昼間眠くなる。

■常にだるい。

■疲れやすい。

■風邪を引いたり、お腹を壊したり、免疫力が落ちているか暗示がする。

■やる気が出ない。

■イライラしたり、逆に落ち込んだりする。

■物忘れが増えた。

■悲観的になる。

 

↑いかがでしたか?

チェックは多い方は毛細血管がゴースト化してるかもしれません・・・。

(この↑チェックって、貧血や低血糖の症状と被ってるんですよね~。)

 

次回は「今すぐわかる、あなたの血管年齢」をご紹介しますね。

それでは、また明日🌸

健康・美容・若さを維持するための要!

今日は「健康・美容・若さ」を維持するための要、毛細血管について書こうと思います。

最終的には毛細血管とプラセンタについて書きたいのですが、そこにたどりつくまでが遠い・・・。

また長くなりそうな予感・・・。

気合を入れて書きます!!

 

一部のマニアックな方にはきっと喜んでいただけるかと・・・。

マニアックではない方でも「毛細血管」ってとても重要なので、読んでいただいて損はないと思います!!

ご自身だけでなく、ご家族や友達の役にたつかもしれないです💛

良かったら、おつきあいくださいませ♪

血管の99%を占める毛細血管。

動脈や静脈とは構造も働きも違います。

目に見えないけれど重要な役割を持っています。

 

ところで皆様、「ゴースト血管」という言葉を聞いたことがありますか?

ゴースト血管とは、毛細血管が衰えて栄養や水分が滞ってしまい、血液が流れない毛細血管の状態です。

ゴースト血管が招いてしまう不調は↓こんなにあるんですよ!!

■認知症

脳でゴースト血管が増えると、脳の中の老廃物が回収されず、アルツハイマーを発症、進行させてしまいます。

 

■骨粗しょう症

骨でゴースト血管が増えると、骨の新陳代謝がされず骨粗しょう症に。

 

■高血圧症

20代~30代の毛細血管を100%とした場合、60代になると毛細血管がゴースト化し60%ほどになります。

したがって、末梢に血液を届けるには、末端の毛細血管にかかる血圧が高くなるのです。

(※年を取ると血圧が上昇するのは普通のことなんです。)

 

■糖尿病の悪化(腎障害や網膜症、神経障害)

ストレス、食事の乱れなどによる糖尿病からくる高血糖は、全身の毛細血管を傷つけ、毛細血管のゴースト化を招きます。

その結果、糖尿病性の腎障害や網膜症、神経障害などの毛細血管トラブルを発症します。

 

■腎臓のトラブル

腎臓の内部は多くの毛細血管から成り立っていて、塩分と水分の調整をしてくれています。

血圧を維持したり、血液の状態をコントロールもしてくれます。

毛細血管のゴースト化により、血圧や血管のトラブルにつながります。

 

■消化器の不調(胃酸の異常や消化不良、腸の異常)

毛細血管は粘膜の保護にも重要な役割を果たします。

毛細血管の機能低下によって胃や腸の粘膜が不調になると、胃酸や小腸からからの消化酵素の生成や分泌が悪化します。

食べた物の消化や栄養素の吸収障害など多くのトラブルが発生します。

 

■免疫力の低下(ガン・ウイルスや細菌による感染症)

血流が良ければ免疫を担う白血球やリンパ球がしっかり全身を巡り、体内に侵入した細菌やウイルス・ガン細胞を見つけて戦えます。

(↑はたらく細胞、見ましたか?)

血流が悪くなると異物への対応が遅れてしまい、免疫力が低下します。

 

■心血管系トラブル(狭心症、心筋梗塞など)

 

■脳血管系トラブル(脳出血、脳梗塞、認知症)

 

■シミ、シワ、たるみ(肌の乾燥、粘膜の乾燥)

「見た目の若さは、毛細血管の若さ」です。

同じ年齢なのに若々しくて、とてもその年に見えない人と、その逆の人の違いは、毛細血管の若さに左右されます。

すぐに毛細血管対策をしましょう!!

(大地真央さんって、毛細血管めちゃくちゃ若いんでしょうね・・。)

 

 

毛細血管はアンチエイジングのキーワードです。

皮膚や髪、爪などに必要な栄養素や水分、酸素が届くのは毛細血管が健康だからこそです。

ですので、年齢より若く見えるためには血管ケアが大切です。

 

 

はい、長くなってきました。

また明日に続きます。

明日は「自分でできる毛細血管のチェック」を載せますのでお楽しみに~。

 

やっぱり毛細血管の記事は長くなりそう・・・・、まだまだほんとの最初の方です。

この内容が少しでも皆様のお役にたてますように・・♡