糖質、脂質を燃やしてくれるもの

  • 投稿カテゴリー:栄養学
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本日も引き続きSURARIの主成分のお話です

今日は「シスチン」について・・

シスチンは非必須アミノ酸のひとつであるシステインが2つ結合してできた成分です

システインよりも安定性が高く、体内では必要に応じて再びシステインに戻って働きます

【シスチンの特徴 1】皮膚や髪、爪の健康維持

シスチンは、皮膚や髪、爪を作るたんぱく質である「ケラチン」に欠かせないイオウ成分を含んでいるため

髪にハリやコシを与え、爪や肌の健康維持にも役立ちます

 

【シスチンの特徴 2】強力な抗酸化物質「グルタチオン」の生成

シスチンからは、体内で生成される強力な抗酸化物質である「グルタチオン」が生成されます

グルタチオンには活性酸素を除去し、細胞を酸化ストレスから守る重要な働きがあります

さらに、グルタチオンにはナチュラルキラー細胞の働きを活性化させたり

リンパ球の数を増やしたりする作用もあるため

免疫力の向上にもかかわっています

 

【シスチンの特徴 3】チロシナーゼ活性抑制

メラニンを作る酵素であるチロシナーゼの活性を抑制することで

メラニンの生成を抑える働きがあるので

シミやくすみを防ぎ、美白効果も期待できます

 

【シスチンの特徴 4】エネルギーの産生を助ける

運動の際に使われるエネルギー源は、主に糖質と脂質から作られます

この糖質と脂質が、細胞内にあるミトコンドリアの中でATPというエネルギーに変えられます

ミトコンドリアの働きによってつくられるATPの量は変わり

さらにATPをどれだけ作れるかで運動中の疲労感も変わってきますが

ミトコンドリアは運動による酸化ストレスでその働きが低下してしまいます

シスチンには先述の通り、強力な抗酸化物質であるグルタチオンを作る働きがあるため

酸化ストレスによってミトコンドリアの機能が低下するのを防いでくれます

さらに、シスチンを摂取すると、運動中の脂肪酸の利用が高まり

エネルギー源としてより多くの脂質を使える可能性があることが分かっています

それにより、利用できるエネルギー量が増えるので

運動中の疲労感の軽減、持久力の向上、パフォーマンスの維持につながることが期待できます

 

シスチンは運動をする方、ダイエット中の方、髪や肌が気になる方にも強い味方ですね!!

明日は必須アミノ酸「トリプトファン」について書きますね

食欲抑制、リラックス、睡眠の質向上、などなど・・・気になる効果について書きますので

お楽しみに~