今日はね、私がいつもお世話になっている呉服屋さんのお話を書きたいのです・・。
このブログを読んでくださっている皆様はご存知の通り、私、1年前からお茶のお稽古を始めました。
お茶のお稽古に着物を着ていきたい!と思って、同じころに着付けのお稽古もスタートしました。
そこでお世話になっているのが、北大路新町を北に少し上がったところの「きむら呉服店」のさかえ先生です。
もともとはお茶の先生に「とっても丁寧で良心的なお店。」とご紹介していただきました。
私は母の着物やいただいた着物があるので、丈を合わせていただいたり、半襟をつけていただいたり、着物のことはほんとにお世話になっています。
ずーーーっと自宅に眠っていた着物の袖を、ぜーんぶ通してみたいので
お茶のお稽古の前日に、着物と帯の組み合わせの相談にのってもらったりもしています。
(合わせ方が未だにわかりません)
前置きが長くなりましたが、先日もまだ袖を通したことがない琉球絣の着物について相談にのってもらってたんです。
その着物の私の印象は「時代劇に出てきそうな団子屋さん」なのですが・・
それを先生に伝えたところ
↑このような画像を送ってくださって
「柄の意味を知ると、とらえ方が変わるかもしれませんね。」
と・・・。
琉球絣の模様は、動物、植物、自然などの600種類ものもようがあるんです。
着物って歴史もすごいですし、職人さんの手間が本当に素晴らしい。
職人さんにリスペクトして着物を着ているのに「団子屋さん」なんてちゃかしてしまう私・・・。
いつも笑顔でにこにこ優しい先生ですが、そこは一緒になって「団子屋さんですね。」と言わずに
ピシっと、たしなめてくださることが、とってもありがたく
着物に対する愛情がぶれない、素敵な先生だなぁ・・・と、感動してしまうのです。
少し前も「小紋と付け下げのわかりにくい柄ってありますよねぇ。」と言ったところ・・・
「岡田さん、作り手の気持ちになってもらったら、どういう柄かわかります。」
「この柄を作る場合、こういう向きにしますよね?」
と・・・。
↑こういうところも、私は感動してしまうのです。
「そうですよねぇ、わかりにくいですよねぇ。」と話を合わせるのではなく
しっかり伝えてくださるところ。
ぶれない呉服屋さん。
素敵です。
私のまわりはぶれない人たちが多くてありがたいです。
ぶれない女性って素敵ですねぇ。
私もオープン当初から、試行錯誤はしておりますが
お客様に対する気持ち、責任感、エンビロンのこと・・・
ぶれずにいるつもりです。
こういうぶれない女性を見ると
「うん、私もこれで間違ってない!」
と思えて、ちょっとだけ自分も褒めてあげたくなっちゃいます・・。
この場を借りて、私のまわりのぶれない女性の皆様・・・
ありがとうございます。
着物のことなら、ぜひ「きむら呉服店」にご相談くださいね。
本当に良心的で、丁寧に、なんでも教えてくださいますし
お手入れも丁寧で、価格もとっても良心的ですよ!