昨日の続きです。
昨日は亀のお話が出ましたが、今日は鳥のお話からスタートです。
「体が若くなる技術」の話なので、ぜひ読んでみてくださいね。
インコや文鳥などの小型の鳥を飼っている人は、鳥が長寿だと言ってもあまりピンとこないかもしれません。
実は体の大きさを考えると鳥の寿命は驚異的に長いといえるのです。
●セキセイインコ 10年
●鳩 35年
●鶴 50~80年
鶴、めちゃくちゃ長いですね。
昨日書いた亀のお話から、亀の寿命は徹底した省エネの生活のおかげで長生きだといえます。
鳥のライフスタイルは空を飛ぶのでとてもたくさんのエネルギーを使う「消費型」といえます。
こうした鳥の消費型のライフスタイルを支えているのが、鳥たちのミトコンドリアの良さ、なのです。
ミトコンドリアは私たちの細胞の中にあるひとつの器官です。
細胞全体の10~20%を占めています。
細胞によっては、100~3000個もの数が含まれる器官で、さまざまな役割を担っています。
ミトコンドリアの中でもっとも重要な働きが、体を動かしたり、基礎代謝(新陳代謝、ターンオーバー)を促したりするためのエネルギーを作ることです。
鳥のミトコンドリアからは非常に多くのエネルギーがつくられます。
そのわりに、その製造過程でできてしまう活性酸素の量がとても少ないのです。
うらやましいですねぇ。
つまりエネルギー生産能力の高さがエネルギー消費型の生活をささえて、活性酸素の少なさが病気を予防し、長寿を可能にする、ということになります。
↑人間の中にもこの鳥のうらやましすぎるミトコンドリアと良く似た、とても質の良いミトコンドリアの持ち主がいるのです!!
それが、マラソン選手です!!
大会で優勝するような活躍するマラソン選手の多くは、生まれつき「鳥型ミトコンドリア」の持ち主なのです。
うらやましいーーー!!
ということで、続きはまた明日♪