薔薇屋では栄養学の話になると、お客様に「生のキャベツを毎日食べてくださいね。」と、いつもお伝えしています。
(他にも何種類か食べて欲しいものをお伝えしています。)
今日は、そんなキャベツのお話。
健康野菜と言えば、色の濃い緑黄色野菜を思い浮かべる方が多いかと思います。
でも、今、淡色野菜であるキャベツに注目が集まっているのです。
(大根やブロッコリーやキャベツのようなアブラナ科の野菜に注目が集まっています!)
キャベツには、豊富な食物繊維、ビタミン、ミネラルがたっぷり入っています。
(食物繊維は酵素のによって分解され、大腸のエネルギー源となります。)
特にアブラナ科野菜特有の成分「イソチオシアネート」がダントツで高含有しているのです。
イソチオシアネートとは
●異常化した細胞の増殖を抑え、ガンの発生を防ぐ
●肝臓の解毒作用を高めることで、有害な発がん性物質の発生を防ぐ
という素晴らしい効能があります。
キャベツには「イソチオシアネート」の他にもすごい成分が入っているのですよ。
スルフォラファン
ファイトケミカルの一種で、ブロッコリーに微量に含まれる成分です。
解毒力や抗酸化力を高める作用があることが報告されています。
ビタミンU
胃腸薬の成分にもなっているビタミンUは、キャベツから発見された成分です。
厳密にはビタミンUは、ビタミンではなくアミノ酸の一種です。
抗潰瘍性機能があるので、胃潰瘍を抑える胃腸薬の成分になるのですね。
(胃の粘膜を保護するなどで、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の高い予防効果を持っています。)
キャベツは、他にもカルシウムやビタミンCもたっぷり含んでますよ。
火を通すと、酵素やビタミンUなどが減少することから、生で食べるのがおすすめです。
毎日きざんだ生キャベツを両手に2杯を目安に、たっぷり食べてくださいね。