日焼け止めの効果を表す目安の数値、SPFとPA。
これ、実は1割の人しか知らないそうです。
正確には「知らない人」「聞いたことはある」という人が9割。
しっかり把握している人が1割。
ということで、何度も書きますね。
「SPFとPAとは?」
SPFとは
主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。
UV-B波を浴びて赤くなるまでの時間をどれだけ延ばせるかという数値です。
たとえばラドローションのSPF16の場合。
何も防御せずに紫外線を浴びた場合と比べて、赤い斑点が現れるのを16倍程度遅延させるという指標なのです。
16分で赤みが現れる人だと、16分×16倍=256分程度防御される、ということになります。
ただし!!
この数値は、日焼け止めがムラなく、さらに塗った時の状態だった場合、です。
日焼け止めもメイクも残念ながら汗や皮脂で崩れてしまいます。
SPFが50でも16でも、同じ速さで崩れます。
SPF50だから安心、なんていうことはありません。
日焼け止めは、こまめに塗りなおすか、パウダーミーなどのUV効果のあるものを重ねてあげましょう。
どうせ塗り直しが必要なら、数値が高くてお肌に負担がかかるものは避けたいですね。
PAとは?
主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。
PA+・・・・・UVA防止効果がある
PA++・・・・UVA防止効果がかなりある
PA+++・・・UVA防止効果が非常にある
PA++++・・UVA防止効果が極めて高い
という感じです。
こちらもSPFとまったく同じで、数値が高いから安心、というわけではありません。
汗や皮脂で日焼け止めもメイクも崩れます。
塗りなおさない日焼け止めは、驚くほど早く効果を失います。
UVケアをしない人もまだまだ多いそうです。
このブログを見てくださっている方は、おそらく美意識が高い方ばかりなので、そんなことはないと思いますが。
UVケアをしない人の理由は・・・
1位・・日焼けが気にならない
2位・・面倒くさい
3位・・日光に当たった方が良い
4位・・費用がかかる
5位・・日焼けをしたい
↑ということだそうです。
1位の日焼けが気にならない人に関しては、おそらく日焼けでどれだけ老化が進んでしまうかということをご存知ないのでしょう。
シワやシミ、たるみや毛穴は「年齢のせい」ではなく、紫外線によるものが80%なんです。
自然の老化は20%だけ。
老けて嬉しい女性はいませんので、私はこれからも地道に発信し続けます・・・!!