レチノイド反応

ここまでブログでお伝えしてきましたが、ビタミンAはスキンケアにおいて必要不可欠なビタミンです。

ですが、ビタミンAを使用するうえで必ず知っておかなければならないのが「レチノイド反応」です。

「レチノイド反応」とは、ビタミンAを皮膚に補給した時に、皮膚がビタミンAに対して過敏に反応してしまうことによって起こる反応です。

 

 

 

 

 

 

レチノイド反応の原因ははっきり解明されていませんが、皮膚がビタミンAを受け入れる態勢が整っていない場合に出るのではないか、と言われています。

レチノイド反応は、毒性反応でもアレルギー反応でもありません。

敏感肌の方のみではなく、一般肌の方も出る可能性があります。

その症状は、赤み、ほてり、腫れ、かゆみ、乾燥、ニキビの一時的な活発化・・・などです。

ただし、これらは皮膚がビタミンAに慣れるに従って自然におさまります。

おさまるまでの時間には個人差がありますが、早ければ約1~2日、平均的に1~2週間です。

まれに約1カ月ほど続く場合もあります。

 

なので、ビタミンAをはじめて補給する際には、肌状態によってビタミンAのレベルは低いものからはじめて、徐々にステップアップしていきます。

出来る限りレチノイド反応をださずに、ビタミンAをお肌に貯めていってもらうのが私の腕のみせどころだと思っています。

 

レチノイド反応はビタミンAが足りていないサインです。

今までさんざん紫外線で壊されて、壊されっぱなしにしていたのに、急に大量にビタミンAを入れるとお肌もビックリしますよね。

薔薇屋では、お肌にばれないようにゆっくりとビタミンAを補給していってもらってます。

 

レチノイド反応が出ても、そのままビタミンAを補給し続けたら必ず反応はおさまります。

でも、わざわざレチノイド反応を出す必要もないので、できる限り反応をださないように、使用方法をお伝えしています。

 

お一人お一人お肌の状態は違いますからね。

レチノイド反応がまったく出ない人も多いんです。

お一人お一人、ステップアップの順番や量は違いますが、最終的につやつやで健康な肌になれば良いのです。

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