皮膚の老化について

お肌って、すごく分厚いと思っている人が多いと思いますが、実はたったの数ミリなんです。

メラニンを作る細胞メラノサイト、免疫をつかさどる細胞ランゲルハンス細胞などが存在する表皮は、なんと0.1~0.2ミリしかありません。

その下にある真皮は、表皮に比べると10倍の厚みがありますが、それでも約2ミリ!!

真皮の中にはコラーゲンやエラスチンなど肌のハリと弾力を保つための細胞が存在します。

すごく省略してますが、↑このようにたった数ミリの皮膚が様々な役割を持つ層に分類されて、皮膚の健康を維持してくれています。

 

これまでは、皮膚にあらわれるシミ・しわ・たるみといった老化現象は、年齢を重ねるにつれて進行してくもので避けて通れないと考えられていました。

でも、もし皮膚の老化のほとんどが年齢によって進行する「自然の老化」のみであれば、同じ年齢の方は皮膚の状態も同じくらい老化しているはずです。

実際には同じ年齢でも様々なスキンコンディションの方がいますね。

 

つまり皮膚の老化現象は「自然の老化」とは異なる原因に大きく左右されているのです。

最近では皮膚の老化は加齢のみが原因でないことがわかってきました。

 

このブログを読んでくださっている方、エンビロンを使っている方はもうおわかりですね・・・。

実際、皮膚の老化というものには大きく2種類あると言われています。

 

ひとつは私たちが防ぐことができない、年齢を重ねることで起きる「自然の老化」。

↑この「自然の老化」は皮膚の老化全体のたった20%です。

 

残りの80%は「光老化」と呼ばれます。

この「光老化」は自然の老化とは違い特定の要因によって生じるものと言われています。

 

つまり、しっかりとしたスキンケアをおこなうことでこの約8割の老化を防ぐことができるのです。

「皮膚の老化は年齢を重ねれば起こるもの」とあきらめていた方には、朗報ですね。

さらに「光老化」によって受けたダメージも補修することが可能です。

 

ちょっと長くなったので、続きはまた明日。

「光老化」から皮膚を守るスキンケアをご紹介しますね。

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